タグ:J・J・スワガー ( 3 ) タグの人気記事

神戸回教寺院(神戸モスク)

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◆神戸モスク(神戸回教寺院)
  ◎設計:J・J・スワガー(Jan J Svager)
  ◎施工:竹中工務店
  ◎竣工:昭和10(1935)年
  ◎構造:鉄筋コンクリート造
  ◎所在地:兵庫県神戸市中央区中山手通2-25


この神戸モスクは、旧神戸市立北野小学校を再生した〔北野工房のまち〕の近くにあるものです。国内では恐らく唯一と思われる戦前築のモスクであります。
築75年になるモスクがあるというのも国際貿易港・神戸ならではと思いますが、こちらの建物の設計はイスラム圏の建築家ではなくJ・J・スワガーというチェコ出身の人物が設計を手掛けたというのも意外な感じがしてしまいます。スワガーというと横浜山手のカトリック教会の設計が知られますが、宗教・国籍を問わず多方面の仕事をこなしていったという事も、とても興味深い事です・・・・。

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by tokyo-farwest-net | 2010-08-05 19:05 | ■神戸 | Trackback | Comments(0)

横浜本牧の旧バーナード邸

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◆横浜本牧・旧バーナード邸
  ◎設計:ジャン・J・スワガー
  ◎施工:関工務店
  ◎竣工:昭和12(1937)年
  ◎構造:木造2階建て、一部鉄筋コンクリート
  ◎所在地:神奈川県横浜市中区本牧元町


先日の横浜・山手カトリック教会に続き、チェコ人建築家:J・J・スワガーの設計作品を紹介させていただきます。
詳しい場所まではお教えできませんが、横浜本牧の某所にあるのがスワガー設計によるこの洋館です。現在の所有者については分かりませんが、昭和12(1937)年にイギリス人貿易商:E・V・バーナードの邸宅として建てられたものだそうです。横浜の外国人居留地域というと山手の印象が強いですが、時代を追うにつれ本牧方面に居を構える事例も多く見られたとのことですが、そのような事例としてもこのバーナード邸は貴重なものといえるでしょう。
またこの白亜の洋館で印象的なのが、建物中央の丸みを帯びた箇所。実をいうとこの内部が螺旋状の階段室になっているとのこと。内部写真は殆ど公開されていませんが、室内の豪華さが伺えます。現在は本牧の海岸線は埋め立てられ、かっての佇まいは偲べませんが、この邸宅の家主・バーナードも自然あふれる本牧の四季を堪能していたのではないかと、想像してしまう美しい洋館でした。

★参考・・・・・「都市の記憶 横浜の近代建築・Ⅱ」 横浜市歴史的資産調査会、平成8年

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by tokyo-farwest-net | 2009-06-06 01:09 | ■横浜・本牧根岸 | Trackback | Comments(4)

横浜・カトリック山手教会聖堂 sanpo

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◆カトリック山手教会聖堂
  ◎設計:J・J・スワガー (Jan J Svager)
  ◎施工:関工務店
  ◎竣工:昭和8(1933)年
  ◎構造:鉄筋コンクリート造り1階、地下1階
  ◎所在地:神奈川県横浜市山手町44
   ❖横浜市認定歴史的建造物


前2回は横浜で数多くの設計作品を残したアントニン・レーモンドの作品を紹介しましたが、今回と次回は大正末から昭和初めにかけてレーモンドのもとで活動していた、建築家・ジャン・J・スワガーの横浜に残る設計作品を紹介したいと思います。
スワガーはレーモンドと同じチェコ出身の人物で、大正末にレーモンドの招きにより来日。またその数年後に独立、横浜に事務所を置き昭和15年まで日本で活動していたとの事です。その期間に手掛けた作品についての詳しいことまでは分かりませんが、北海道函館市近郊の上磯にあるトラピスト修道院の改修、また10年程前まで山下町にあったヘルム・ハウス(昭和13年築)などが、スワガーの作品とのこと。そして現存する代表作がこのカトリック山手教会ということになる訳です。
また個人的に興味深いのは、山下町にあったヘルム・ハウスとこの教会の作風の違いについてです。ヘルム・ハウスは外国人向けのアパートとして建てられた1930年代らしいモダニズムな建物、そしてカトリック教会はそれとは正反対のゴシックを基調とした伝統的スタイル。当時、横浜で活動していた建築家が様々なスタイルの設計を要求され、それを難なくこなしていったという事になるのでしょう。また次回は、山手から数キロほど離れた横浜・本牧に残るスワガー設計の洋館を紹介したいと思います。

★参考文献・・・・「日本の美術」2003年8月号・外国人建築家の系譜、堀勇良氏著
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by tokyo-farwest-net | 2009-06-02 00:02 | ■横浜・山手 | Trackback | Comments(0)