人気ブログランキング |

タグ:寺院建築 ( 6 ) タグの人気記事

京都市東山区の東福寺

a0110756_02365925.jpg
◆東福寺
 ◎設計:不詳
 ◎施工:不詳
 ◎竣工:応永12(1405)年・・・・山門
    :文政6 (1823)年・・・・開山堂
    :昭和9 (1934)年・・・・本堂
 ◎構造:木造
 ◎所在地:京都市東山区本町十五丁目
  ❖国宝、国指定重要文化財


京都には数多くの歴史ある寺院がありますが、個人的に大好きな寺院の一つが東山の東福寺です。鎌倉時代に創建したというこの禅寺、明治はじめの火災などで伽藍が焼けるというアクシデントにも見舞われましたが、昭和9(1934)年に本堂・方丈などが再建され現在の伽藍になったと言います。なお東山魁夷の絵でお馴染みの重森三玲(1896~1975)作の庭は、この数年後に作られたものです。なお、この時は見学しませんでしたが法堂・天井の蒼龍図は、京都を拠点に活動していた画家・堂本印象(1891~1975)作によるものです。シャープな出来の法堂などを見ても昭和の再建もかなりの完成度で、既存の伽藍と遜色することなくこの寺院を彩っています。

この寺院の美と言えば伽藍の建築群の美しさのほか、渓谷の上に架けられた通天橋や臥雲橋など自然と調和させたその作りであります。寺院南の巨大寺院伽藍から一転した三ノ橋の自然美はいつ訪れても感動させられます。東福寺と言えば紅葉の時期があまりにも有名ですが、他の季節でもとても美しくこの寺を彩ります。

どの季節に訪れても美しい東福寺。一つだけケチを付けたいのですが、京阪電車やJRの東福寺駅から訪れると伽藍の中央部分から入ってしまい、伽藍の立派さを堪能できないとという事です。そういうことで東福寺駅の1駅南に位置する鳥羽街道駅から寺を訪れたことが何度かあるのですが、鉄道会社も寺院もそちらからの参拝者を想定していないためか、距離の割に移動が面倒だったと記憶しております。個人的には普段は入れない三門をくぐって、法堂、禅堂、東司などを見学し、方丈や通天橋や開山堂を堪能してみたいものです。
しかし東福寺は、いつ訪れたも素敵ですよね。次回、京都を旅する機会があったらまた再訪してみたい寺の一つです。いつか紅葉の時期にも訪れてみたいものです。

a0110756_02494746.jpg
a0110756_03035974.jpg
a0110756_02482214.jpg
a0110756_03031773.jpg
a0110756_02533957.jpg
a0110756_03305033.jpg
a0110756_02422013.jpg
a0110756_02524931.jpg
a0110756_02542069.jpg
a0110756_02551260.jpg
a0110756_02460568.jpg
a0110756_02582286.jpg
a0110756_02464972.jpg
a0110756_02590097.jpg
a0110756_02593758.jpg
a0110756_03000994.jpg
a0110756_03004232.jpg
a0110756_03011422.jpg
a0110756_03014814.jpg
a0110756_03021840.jpg
a0110756_03054460.jpg
a0110756_03061688.jpg
a0110756_03065124.jpg
a0110756_03075887.jpg
a0110756_03044505.jpg

by tokyo-farwest-net | 2019-03-16 06:16 | ■京都 | Trackback | Comments(0)

京都市東山区の万寿寺

a0110756_01312595.jpg
◆万寿寺
 ◎設計:不詳
 ◎施工:不詳
 ◎竣工:明治初期?(客殿)
 ◎構造:木造
 ◎所在地:京都市東山区本町十五丁目786番地
  ❖京都市有形文化財(客殿)


今から20数年前、大学の美術史だが仏教史の講義で「京都五山」、「鎌倉五山」という禅寺の格式について学んだ記憶があります。京都は東山の南禅寺を別格に天龍寺、相国寺、建仁寺、東福寺と続き、第五位に万寿寺という寺があるとのこと。ほかの寺は現在も市内有数の寺院として、地図やガイドブックでもすぐに発見できましたが万寿寺の所在は分からずじまいでした。
ネットなどない時代、調べるのも面倒になり京都五山の第五位の寺の事については忘れたままでした。しかしそれから何年か後になり、一人京都の寺院巡りをしていたところ、京阪・JR東福寺駅の東側に万寿寺なる寺を発見。門前には京都五山の寺であった事を示す石碑も置かれ、幻の万寿寺という事を確認した訳です。

万寿寺はその昔、現在の下京区の五条通の北側あたりにあったと言いますが、永享年間(1400年代前半)の火災で寺院が焼失したのを機に衰退。その後東山に寺は移転し、明治19(1886)年には京都五山・第四位の東福寺の塔頭となり現在に至っています。
寺院は内部非公開で、外部から見る限り他の五山に比べるとかなり簡素な作りですが、どことなく京都五山の寺だった誇りのようなものを感じてしまったりもします。このとき(平成30年4月)の京都旅行では、京都五山再訪は半分で終わってしまいましたが、次回は残りの寺々をゆっくり巡ってみたいと思っている今日この頃です。

a0110756_01451489.jpg
a0110756_01455424.jpg
a0110756_01461955.jpg
a0110756_01465803.jpg

by tokyo-farwest-net | 2019-03-15 23:15 | ■京都 | Trackback | Comments(0)

京都府宇治市の平等院鳳凰堂

a0110756_16193269.jpg
◆平等院鳳凰堂
 ◎設計:不詳
 ◎施工:不詳
 ◎竣工:天喜元(1053)年
 ◎構造:木造
 ◎所在地:京都府宇治市宇治蓮華
  ❖国宝
  ❖ユネスコ世界文化遺産

京都滞在2日目、同志社大学や旧西陣電話局を見学したあと、京阪電車に乗り向かったのが宇治の平等院でした。
平等院を訪れるのは約15年振り、その間に大規模な修繕工事がおこなわれたそうで、往時の漆喰塗りが再現され、以前とは違ったカラフルな鳳凰堂へと変化していました。
このお堂は当時全盛を極めていた藤原一族の藤原頼道が創建したもので、この阿弥陀堂が唯一現存する当時の遺構です。左右対称の水平線を強調したお堂は、日本建築を代表する美しい容姿と言えるでしょう。建物の規模に対し無限の広がりを感じさせるこのお堂は、何時間見ても飽きないものでした。
近年建物背後に建設された高層マンションが景観を損ねると問題になりましたが、この美しさが永遠に続くことを願ってやみません。また数年後に訪れたいと思わせてくれる、日本の名建築でした。


a0110756_16353630.jpg
a0110756_16394325.jpg
a0110756_16414792.jpg
a0110756_16423551.jpg


a0110756_16453189.jpg

a0110756_16541189.jpg
a0110756_16515777.jpg

a0110756_16471022.jpg
a0110756_16430637.jpg
a0110756_16523893.jpg

a0110756_16492218.jpg
a0110756_17031417.jpg
a0110756_16551721.jpg
a0110756_16555612.jpg


by tokyo-farwest-net | 2018-06-30 16:30 | ■京都 | Trackback | Comments(2)

京都市左京区の南禅寺

a0110756_17092155.jpg
◆南禅寺
 ◎設計:不詳
 ◎施工:不詳
 ◎竣工:寛永5(1628)年 ・・・・山門
     天正19(1591)年・・・・ 方丈
 ◎構造:木造
 ◎所在地:京都市左京区南禅寺福地町
  ❖国宝

 京都東山を代表する寺院の一つと言えば、南禅寺と言えるでしょう。臨済宗南禅寺派の大本山であるこの寺は、文永年間(13世紀)の創建。その後、京都・鎌倉五山の特一位(別格)に位置される、格式の高い寺院でした。
 創建当時の伽藍は応仁の乱をはじめとした火災で焼けてしまいましたが、その後再建された方丈・山門などは国宝に指定されています。この寺院の特徴としては、東山の自然と調和した美しい伽藍でしょう。現在の伽藍は他の京都五山の寺院に劣る箇所もありますが、自然と調和した美はこの寺が五山文化のトップに位置していたことを物語ってくれるようです。

a0110756_17315383.jpg
a0110756_17391287.jpg
a0110756_17394031.jpg
a0110756_17404275.jpg


a0110756_17412477.jpg
a0110756_17432802.jpg

a0110756_17425651.jpg

ここからは国宝の方丈へ。
a0110756_17422361.jpg
a0110756_17442929.jpg
a0110756_17450589.jpg

a0110756_17463540.jpg
a0110756_17470515.jpg
a0110756_17475537.jpg
a0110756_17483055.jpg
a0110756_17491297.jpg
a0110756_17495204.jpg
a0110756_17502669.jpg

by tokyo-farwest-net | 2018-06-09 18:09 | ■京都 | Trackback | Comments(0)

京都市左京区の銀閣寺(慈照寺)

a0110756_14020742.jpg
◆銀閣寺(東山慈照寺)
 ◎設計:不詳
 ◎施工:不詳
 ◎建立:文明17(1465)年・・・・東求堂
    :長亨3(1489)年・・・・ 銀閣
 ◎構造:木造
 ◎所在地:京都市左京区銀閣寺町2
  ❖国宝
  ❖ユネスコ世界文化遺産

三十三間堂(蓮華王院)から途中、京阪神宮丸太町駅そばの旧京都中央電話局上京分局(設計:吉田鉄郎、大正13年築)に寄り道して、昼過ぎに到着したのが左京区の銀閣寺です。こちらも三十三間堂と同様、20年振りくらいの訪問になりました。
銀閣と言えば京都五山の一つとして知られる、臨済宗相国寺派に属する禅寺で、室町幕府八代将軍・足利義政が建立した寺として知られています。当時の室町政府は混沌を極めていた時期で、そこから逃げるように慈照寺を建立し隠居生活を始めた訳です。そこから足利義政の隠居生活から発した隠居活動は東山文化へと発展していきますが、その建築と庭園における代表作が銀閣だった訳です。贅の限りとは正反対の骨格だけの簡素な建築スタイルは、日本建築ならではの美とも言えるではないでしょうか。

a0110756_14453170.jpg


a0110756_14461336.jpg
a0110756_14465544.jpg



a0110756_14472955.jpg
a0110756_14502838.jpg
こちらがもう一つの国宝建築〔東求堂〕。

a0110756_14514960.jpg
a0110756_14541505.jpg
a0110756_14590461.jpg
a0110756_14561346.jpg
a0110756_14550546.jpg
a0110756_14574167.jpg
a0110756_14565269.jpg
a0110756_14582164.jpg
a0110756_14584857.jpg


by tokyo-farwest-net | 2018-05-26 15:26 | ■京都 | Trackback | Comments(0)

京都市東山区の三十三間堂

a0110756_08571612.jpg
◆三十三間堂(蓮華王院本堂)
 ◎設計:不詳
 ◎施工:不詳
 ◎構造:木造平屋
 ◎竣工:文永3(1256)年
 ◎所在地:京都市東山区三十三間堂廻町657
  ❖国宝
 
メインのブログでは紹介を既に始めましたが、こちらでも今年4月に行った京都旅行の写真を紹介していこうと思います。この時の旅行は、近代建築撮影が半分、寺院見学が半分という内容だったこともあり、当ブログでは寺院建築の写真を発表していくつもりです。
そういう事で京都駅を下車し、東本願寺の御影堂・阿弥陀堂(設計:伊藤平左衛門、明治28年築)旧不動貯金銀行七条支店(設計:関根要太郎、昭和5年築)を見学した後に、徒歩で向かったのが東山の三十三間堂でした。

日本唯一の千体観音堂として知られるこのお堂、平安末に建てられた初代に建てられたものが火事で焼けてしまったため、鎌倉時代に再建されたものだと言います。堂内の仏像群も見事ですが、それを安置する三十三間のお堂も圧巻の一言に尽きます。修学旅行や20代の時に何度かここを訪れましたが、今更ながら堂内の仏像をしっかりと守る仏殿の静かなる美しさを確認した次第です。堂内から修学旅行生たちの黄色い声が時おり聞こえてきますが、外界の喧騒を遮断する仏堂はそれらをもしっかり守っている訳です。改めて、凄い建築ですね!。

a0110756_09093124.jpg

a0110756_09264553.jpg
a0110756_09274327.jpg

a0110756_09290442.jpg
a0110756_09293396.jpg
a0110756_09271884.jpg
a0110756_09300583.jpg
a0110756_09305111.jpg
a0110756_09315652.jpg
a0110756_09312121.jpg
a0110756_09340571.jpg
a0110756_09322685.jpg
a0110756_09344113.jpg


by tokyo-farwest-net | 2018-05-19 10:19 | ■京都 | Trackback | Comments(0)