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東北学院大学本館・ラーハウザー記念礼拝堂

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◆東北学院大学本館・ラーハウザー記念礼拝堂
  ◎設計:J・H・モーガン(J・H・Morgan)
  ◎設計:不詳
  ◎竣工:大正15(1926)年・・・・・本館
         昭和7(1932)年・・・・・ラーハウザー記念礼拝堂
  ◎構造:鉄筋コンクリート造3階建て
  ◎所在地:仙台市青葉区土樋1


仙台で以前から見たかった建物が青葉区の東北学院大学。中世の城郭を彷彿させるこの校舎群はアメリカ人建築家:J・H・モーガンの設計により大正15年と昭和7年に建てられたものであります。モーガンは東京の丸の内ビルディング建設のために来日。その後も日本にとどまり、横浜を拠点に数多くの建造物を設計しましたが、その中で得意としたものの一つがミッションスクールの設計です。
モーガンは邸宅ではスパニッシュスタイル 、またオフィスや銀行建築などではアメリカンスタイルの古典様式などをやっていますが、ミッションスクールに関しては中世城郭風のゴシックスタイルを取り入れています。自らの信じる作品スタイルを貫き通すのではなく、依頼主の需要によってその作風を変化させていくというのも、モーガンの作風のユニークさとも言えるでしょう。また東北学院大学のモーガン作品、比較的小規模なものですがこのゴシックスタイルにより存在感が増大しているようにも思えます。さすがモーガンと言いたくなるような素晴らしい作品でした・・・・。

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★本館
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★ラーハウザー記念礼拝堂
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by tokyo-farwest-net | 2011-08-27 16:27 | ■仙台 | Trackback(1) | Comments(0)

仙台市青葉区の西欧館

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◆旧大東京火災海上保険仙台支店
  ◎設計:佐藤功一
  ◎施工:不詳
  ◎竣工:昭和11(1936)年
  ◎構造:鉄筋コンクリート造2階建て
  ◎所在地:仙台市青葉区大町1-1


既に別プログでは紹介をさせていただきましたが、こちらでも今年7月に訪れた仙台の近代建築の写真を幾つか掲載していきたいと思います。但し仙台の滞在時間が僅か5時間(うち1時間半は暑さに負けて休憩タイム)だったため、非常に少ない量の発表で終わってしまいますが、その辺りはどうかご了承ください。
そういう事で仙台シリーズで最初に取り上げるのは、町一番の繁華街・一番町を少し西に歩いた場所にある西欧館という建物。こちらは昭和11年に大東京火災保険の支店として建てられたものですが、仙台市内に現存する数少ない戦前築のオフィスビルディングであります。設計は東京の市政会館・日比谷公会堂早稲田大学大隈講堂で名高い建築家・佐藤功一によるものです。またこの旧大東京火災海上保険、佐藤設計のオフィスビルディングでは数少ない現存作品です。なおこの他にも東京銀座の現在モザイク阪急が入居する旧松田ビルもありますが、大改修がおこなわれ竣工当時の面影を留めていない事を考えると、この仙台の建物非常に貴重なものだと言えます。また佐藤功一の作品というと、モダンゴシックとも呼びたくなるような独特な立体感覚がその作風の特徴としてあげられますが、この仙台の旧保険会社は割とノーマルな西欧古典主義という感じ。しかし全体を眺めてみると、ちょっと一味違う容姿をしているようにも思えます・・・・・。

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by tokyo-farwest-net | 2011-08-18 13:18 | ■仙台 | Trackback | Comments(0)

盛岡・岩手大学農学部付属農業教育資料館

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◆旧盛岡高等農林学校
   ◎設計:谷口鼎(文部省技師)
   ◎施工:不詳
   ◎竣工:明治45(1912)年
   ◎構造:木造2階建て
   ◎所在地:岩手県盛岡市上田3-18-8
     ❖国指定重要文化財

先月中旬から連載させていただいた盛岡の建築探訪記も、これが最終回です。中の橋通りの観光プラザで借りた自転車をダッシュで漕ぐこと約10分、着いたのは岩手大学農学部のキャンパス。ここには以前から見たかった手旧盛岡高等農林学校の本館がありまして、帰りの新幹線の時間を気にしながら速攻で撮影してきたのが、今回ご覧頂いている写真です。
岩手銀行中ノ橋支店(設計:辰野金吾、明治44年築)旧九十銀行本店(設計:横浜勉、明治43年築)と共に国の重要文化財に指定され、盛岡を代表する近代建築という紹介がよくされるこの建物、岩手大学の前身にあたる盛岡高等農林学校の本館として建てられたものだと言います。設計は文部省の技師だった谷口鼎という人物。明治末の作品にしては洗練の度合いが少し足りないような気もしますが、緑多い岩手大学農学部のキャンパスにとても似合った作品になっています。

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by tokyo-farwest-net | 2011-08-12 07:12 | ■盛岡 | Trackback | Comments(0)

岩手県盛岡市の旧石井県令私邸

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◆旧石井県令私邸
   ◎設計:不詳
   ◎施工:不詳
   ◎竣工:明治19(1886)年ころ
   ◎構造:煉瓦造2階建て、地下1階
   ◎所在地:岩手県盛岡市清水町7-51
     ❖盛岡市指定保存建造物


盛岡の金融街・中ノ橋通りを南に歩くこと約数分、着いたのは清水町という場所。
ちょっと懐かしい感じのする落ち着いたこの界隈ですが、蔦に絡まった一軒の洋館が。その名は〔旧石井県令私邸〕。
何やら凄い名称の洋館でありますが、明治初期に岩手県の県令(今でいう所の県知事)だった石井省一の私邸として建てられたものだと言います。石井県令と言えばそれ以前は政府の土木局長だった人だそうで、岩手県に着任して間もなく盛岡駅と市内を繋ぐ開運橋を自費で架けるなど、当時のお役人でも並はずれた行動力を持っていた人だったようです。そして明治17年の火災で盛岡の自邸が焼けたため、新たに新築したのがこちらの邸宅。当時の地方建築ではまだ珍しかったであろう煉瓦で建てられ、その外観も本家・西欧の洋館にひけを取らぬ洗練したものになっています。なかなかの名建築であります。
なお現在この建物は、このような活用方法がされているそうです。なかなか魅力的な明治の洋館です・・・・。

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by tokyo-farwest-net | 2011-08-05 17:05 | ■盛岡 | Trackback | Comments(0)

岩手県盛岡市の紺屋町番屋

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◆紺屋町番屋
   ◎設計:不詳
   ◎施工:石倉久木郎ほか
   ◎竣工:大正2(1913)年
   ◎構造:木造2階建て
   ◎所在地:岩手県盛岡市紺屋町4-33
    ❖盛岡市指定保存建造物

盛岡を扱ったガイドブックでたびたび紹介されるのが、紺屋町にある消防団の番屋。洋風下見板張りの外壁に、ちょっとユニークな形をした望楼がなかなか良い味を出している洋館です。ちなみにこの紺屋町の消防団の歴史はかなり古く、江戸期に町火消の番屋がこの地に置かれていたといいます。
なお現在の番屋は大正2年の竣工。1階には当時最新の機材だった蒸気式の消防車を置ける駐車スペースを設けたそうです。写真でご覧頂いたシャッターがある部分がそこに当たります。ちょっとレトロな感じもする消防団の番屋ですが、当時最新の機材を収納できるようにと建てられた考え抜かれた施設という訳です。望楼よりも高い建物だらけのこの周辺ですが、その風格は決して負けていないような気がします・・・・。

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by tokyo-farwest-net | 2011-08-04 07:04 | ■盛岡 | Trackback

岩手県盛岡市の旧井弥商店

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◆旧井弥商店
   ◎設計:不詳
   ◎施工:大工徳田郎・市太郎
   ◎竣工:江戸末期~明治初期(19世紀末)
   ◎構造:土蔵2階建て
   ◎所在地:岩手県盛岡市上の橋町1-48
    ❖盛岡市指定保存建造物

前項で紺屋町の茣蓙九商店を取り上げましたが、もう一軒盛岡市内で代表的な蔵造り商家として紹介されているのが、この旧井弥商店です。盛岡の豪商・村井弥兵衛の店として建てられたものだそうですが、こちらも江戸風の黒漆喰の外観が印象的な建物です。但し北国である程度の降雪を考慮してか、軒の庇が深めに取られているなど、北国らしい作りになっているのも見どころの一つです。重厚な防火扉や奥行きのある玄関周りなど、先人たちの知恵と工夫が伺える作りになっています。

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by tokyo-farwest-net | 2011-08-03 21:03 | ■盛岡 | Trackback | Comments(0)

岩手県盛岡市の茣蓙九商店

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◆茣蓙九商店
  ◎設計:不詳
  ◎施工:不詳
  ◎竣工:江戸末期~明治初期(19世紀後半)
  ◎構造:土蔵及び木造2階建て
  ◎所在地:岩手県盛岡市紺屋町1-31
    ❖盛岡市指定保存建造物


第九十銀行本店旧盛岡銀行本店が建つ中ノ橋通りを北に進むとあるのが紺屋町。そこに建つ重厚な建物が、この茣蓙九です。湾曲した道路に合わせた店の形状はとてもユニーク。正確な竣工年は分かりませんが、江戸時代の末から明治初めに建てられたものだそうです。
あと土蔵の商家を見るたびに気になってしまうのが、外壁に塗られた漆喰の色。この茣蓙九は黒い漆喰が塗られていますが、この黒漆喰は江戸(東京)の地が発祥でなかなか手がかかる技法とのこと。例えば関東近郊の町の土蔵建築でも白漆喰が多いところがあったり、逆に東京からかなり離れた町でも黒漆喰の土蔵建築が多く見られる場所もあったりします。東京以外の町へ訪れるたび、黒と白という土蔵建築の外壁の色を気にして見ているのですが、地方によって本当にまちまちだというのも面白いものです。ちなみに盛岡の町は、黒・白混合と言った感じでありました・・・・・・。

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by tokyo-farwest-net | 2011-08-02 23:02 | ■盛岡 | Trackback | Comments(0)