カテゴリ:■東京・23区( 69 )

早稲田大学大隈講堂

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◆早稲田大学大隈講堂
   ◎設計:佐藤功一、佐藤武夫
   ◎施工:清水組
   ◎竣工:昭和2(1927)年
   ◎構造:鉄骨鉄筋コンクリート造り
   ◎所在地:東京都新宿区早稲田1-6-1 
    ❖国指定重要文化財


先日別プログのほうで早稲田大学の坪内博士演劇記念館を紹介させていただきましたが、早稲田の顔と言えばやはりこの大隈講堂でしょう。
設計は早稲田大学の建築学科の創設者の一人で、その後同大学の主任教授を務めた佐藤功一(1878~1941)と、同校の卒業生でのちに早稲田の教授となった佐藤武夫(1899~1972)によるものです。早稲田といえば私立大学ではじめて建築科を開設し、数多くの建築家を育てたことで知られますが、早稲田の教えをこの講堂で体現したのではと思える風格溢れるデザインです。
東京大学の安田講堂の近寄りがたい雰囲気とは正反対の明るさも、大隈講堂の素晴らしいところだと思えます。

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by tokyo-farwest-net | 2009-08-05 00:05 | ■東京・23区 | Trackback | Comments(2)

東京神田川の柳橋

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◆東京・柳橋(神田川)
  ◎設計:東京市
  ◎施工:不詳
  ◎竣工:昭和4(1929)年
  ◎構造:鋼鉄製
  ◎所在地:東京都中央区東日本橋2~台東区柳橋1


東京の武蔵野台地を源流とする神田川。起伏の激しい東京の谷地を流れ、最後には隅田川へと合流します。その最後に架かるのがこの柳橋です。
こちらも既に取り上げてきた橋と同じく、大正12年の関東大震災後に架設された復興橋梁のひとつで、花町・柳橋ということから〔かんざし〕をモチーフとした橋のデザインになったといわれています。この橋の周辺に停泊する屋形船とこの橋の姿、いつ見ても風情がありますね・・・・・。

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by tokyo-farwest-net | 2009-07-26 19:26 | ■東京・23区 | Trackback | Comments(0)

東京・清州橋

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◆東京隅田川の清州橋
  ◎設計:東京市
  ◎施工:東京市、神戸川崎造船所
  ◎竣工:昭和3(1928)年
  ◎構造:鋼鉄製吊橋
  ◎所在地:東京都中央区日本橋中州~江東区清澄
   ❖国指定重要文化財


清州橋といえば言わずと知れた東京の名橋のひとつですから、ここでは説明を省かせいただきます。
いつ見ても素敵ですが、欲をいえば首都高速の隅田川大橋が架かる前の永代橋と清州橋がペアで見える姿を見たかったです・・・・・。

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by tokyo-farwest-net | 2009-07-24 00:24 | ■東京・23区 | Trackback | Comments(0)

東京江東区の豊島橋

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◆江東区の豊島橋(中之堀川)
  ◎設計:東京市臨時復興局 
  ◎施工:不詳
  ◎竣工:昭和5(1930)年1月
  ◎構造:1径間鋼製ガーター橋
  ◎所在地:東京都江東区佐賀町2丁目中之堀川


この豊島橋は前回紹介した緑橋の数10メートル上流の、大島川西支川の支流・中之堀川に架かるもの。
支流の支流ということで、少し頭がこんがらがってきますが、かってこの中之堀川は隅田川と繋がるバイパス的な役割の河川だったようです。今はその大半が埋め立てられてしまっていますが、昔の江東区(深川)は毛細血管のように運河が巡っていたといいます。
この豊島橋、通っただけでは何の変哲のない橋にも見えますが、昭和5年に架設されたというもの。前回の緑橋と同じく、こちらも大正12年の関東大震災後の復興始業で架けられた橋梁の一つということになります。
まわりの施設のため全体像を撮影できることはできませんでしたか、このような長年に渡り人々の暮らしを支えてきた無名の橋に敬意を表して、この日はゆっくりと20メートルあまりの短い橋を眺めてしまったものです。

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by tokyo-farwest-net | 2009-07-23 23:06 | ■東京・23区 | Trackback | Comments(0)

東京江東区の緑橋

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◆緑橋(大島川西支川)
  ◎設計:東京市復興局
  ◎施工:不詳
  ◎竣工:昭和4(1929)年4月
  ◎構造:鋼鉄製トラス橋
  ◎所在地:東京都江東区佐賀町1丁目~福住1丁目


今回から4回の予定で東京の橋を紹介していこうと思います。
そしてこれから紹介していくのは、大正12年の関東大震災後に復興事業として架けられた鋼鉄製の橋脚の数々です。隅田川の橋はよく知られていますが、その他にも運河の多かった江東区(旧深川区)などにも復興橋梁が架けられ、その多くが今も現役の橋として使われているとのこと。全てを紹介しきるのはいつの日になるか分かりませんが、少しずつながらこちらも取り上げていきたいと考えております。

そういう事で今回紹介する緑橋は、永代橋西の大島川西支川に架かるもの。先月、建築家・関根要太郎設計の村林ビルを撮影した帰り、偶然見つけたものです。この下流に架かる御船橋の親柱にアールデコ調のデザインが施されているのは以前から知っていたのですが、その上流にこんな立派な橋があったとはこの時まで知りませんでした。
橋の長さは電車1両より少し長い23メートルというものですが、トラス式の仰々しいデザインは、ちょっとした小宇宙のようにも感じてしまったりもしました。ちなみにこの目の前には首都高深川線が走っていますが、存在感はこの小さな橋のほうに軍配があがると思います。予想しない発見だった緑橋との出会いでした。次回はここを北上した小さな年代物の橋を紹介したいと思います。

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by tokyo-farwest-net | 2009-07-18 01:18 | ■東京・23区 | Trackback | Comments(0)

慶應義塾大学図書館

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◆慶應義塾大学図書館
  ◎設計:曾禰中條建築事務所
  ◎施工:戸田組
  ◎竣工:明治45(1912)年
  ◎構造:煉瓦造り2階建て
  ◎所在地:東京都港区三田2-15-45
   ❖国指定重要文化財


このところ東京港区の近代建築を紹介してきました。同区内にはこのプログで紹介してきた建物のほか、明治学院大学聖心女学院の正門高輪台の消防署など素晴らしい近代建築が数多くありますが、その中でも最高傑作といえるのが慶應大学の図書館だと思います。
明治45年に戦前を代表する建築事務所であった、曾禰中條建築事務所の初設計作品として竣工したこの図書館は、煉瓦と花崗岩の対比がとても美しいゴシック様式のデザイン。東京都内には戦前に建てられた大学の施設が数多く現存していますが、慶應の図書館は周辺の環境を含め他とは違う品格が感じられる佇まいです。
なお館内には有名なステンドグラスもあるとのこと。図書館マニアの私としては一度中に入ってみたいものです・・・・。

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by tokyo-farwest-net | 2009-07-15 00:15 | ■東京・23区 | Trackback | Comments(0)

東京三田の三井倶楽部

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◆綱町三井倶楽部
  ◎設計:ジョサイア・コンドル(Josiah Conder)
  ◎施工:不詳
  ◎竣工:大正2(1913)年
  ◎構造:煉瓦造り2階建て
  ◎所在地:東京都港区三田2-3-7


今回紹介するのは先日の旧簡易保険局の向いに建つ三井倶楽部。日本近代建築界の父といわれるイギリス人建築家のジョサイア・コンドル(1852~1920)の設計により、大正2(1913)年に竣工したものです。コンドルといえば現在丸の内で復元工事がおこなわれている三菱1号館の設計をはじめ、明治10年の来日から大正9年で亡くなるまで数多くの建築設計を手掛けた人物として知られています。
なお東京都内に残るコンドルの設計作品は、この三井倶楽部をはじめ台東区の旧岩崎邸、北区の旧古河邸、品川区の旧島津邸(現清泉女子大学)・開東閣など、いわゆる山の手の「お屋敷」が残っているというのも興味深いことです。先にあげたコンドル作品は、大正12年の関東大震災、昭和20年の空襲、戦後の再開発をものともせず、現代まで生き続けているというのも驚愕に値します。三井倶楽部は会員制クラブのため、撮影は門の外からだけですが、外からだけでも見る価値のある名建築だと私は思います。

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by tokyo-farwest-net | 2009-07-14 00:14 | ■東京・23区 | Trackback | Comments(2)

東京三田の簡易保険事務センター

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◆簡易保険事務センター(旧簡易保険局)
  ◎設計:逓信省経理局営繕課
  ◎施工:大林組
  ◎竣工:昭和4(1929)年3月
  ◎構造:鉄筋コンクリート造り3階建て
  ◎所在地:東京都港区三田1-4


このところ港区に残る近代建築を紹介していますが、これからは少し南に進み三田の建物をご覧いただきたいと思います。
そういう事で今回紹介するのは、旧簡易保険局。逓信局の設計により昭和4年に竣工したものです。なお東京都内では数少ない戦前築の逓信建築でもあります。なお前回の旧貯金局は麻布台の高台にありましたが、こちらもやはり三田の高台に鎮座しています。立地的なこと、昭和初期に建てられたということもあるのでしょうか、どことなく似た雰囲気を漂わす建物です。
あとこの建物を見るたび気にかかるのが、玄関車寄せ上に備え付けられた照明器具。1920年代らしい色とりどりの配色が施されたモダンなものです。ティファニー社の製品にもこのようなデザインのものがありますので、もしかしたら当時の舶来品がそのまま使われているのも知れません。

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by tokyo-farwest-net | 2009-07-12 00:12 | ■東京・23区 | Trackback | Comments(0)

東京・麻布郵便局、郵政総合研究所

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◆麻布郵便局(旧貯金局)
  ◎設計:大蔵省営繕管財局
  ◎施工:銭高組
  ◎竣工:昭和5(1930)年11月
  ◎構造:鉄筋コンクリート造り4階建て
  ◎所在地:東京都港区麻布台1-6-19


東京港区といえぱ、起伏に富んだ町として知られています。芝や浜松町、新橋などの区東部と一部を除けば、必ず坂を上り下りしなければ移動できないという土地でもあります。
そういうことで、今回紹介させていただく麻布郵便局は、麻布台という地名がしめすように港区の高台に鎮座する建物であります。現在は郵政公社の管轄になっていますが、もとは大蔵省直轄の貯金局として建てられたものです。なお昭和5年の竣工ということなので、関東大震災後の復興建築の意味合いが深かった建物とも言えるでしょう。
立地・敷地等とても大規模で、それだけでも重厚な雰囲気を漂わす建物ですが、玄関や窓の装飾にアールデコ風なデザインが用いられており、昭和初期のモダンさもうかがわせてくれます。修繕がこまめにされているため古さをあまり感じませんが、外観に関しては竣工当時のデザインが維持されているようです。
その存在はあまり知られていないようですが、東京の名建築のひとつとしてお勧めしたい建物であります。

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麻布郵便局裏手の三年坂より。近々この周辺は再開発がおこなわれるといいますが、古き良き東京の風情を残す一帯です。
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こちらは郵便局前側にある狸穴坂(まみあなさか)より。
この2枚の写真をご覧いただければ、この郵便局が麻布の高台に建っているのが分かっていただけるでしょうか。
坂を上り下りしながら歩いていくのが、東京山手探訪の醍醐味です・・・・。
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by tokyo-farwest-net | 2009-07-11 00:11 | ■東京・23区 | Trackback(1) | Comments(0)

東京芝の聖オルバン教会

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◆聖オルバン教会
  ◎設計:アントニン・レーモンド〔Antonin Raymond〕
  ◎施工:白石建設
  ◎竣工:昭和31(1956)年
  ◎構造:木造平屋、一部2階建て
  ◎所在地:東京港区芝公園3-6-35


こちらの教会は、先日紹介した東京タワーから西に百メートルほど進んだ場所にあるもので、チェコ出身の建築家:アントニン・レーモンドの設計により昭和31年に竣工したものといいます。
この坂下にある桜田通りの喧噪がまるで嘘のように感じてしまう、都会の清涼剤のような存在の教会です。
また木造な小さな教会ということもあり、建物のスタイルこそ異なりますがレーモンドの設計作品・軽井沢のセントポール教会をも連想してしまう佇まいであります。
向いに建つ高層ビルや、土地を無理やり開墾したためか妙に不自然な印象を感じてしまう桜田通りのことを忘れていただければ、どこかの高原へ訪れたような気分にもなれるかも知れません。さすがにそれは無理ですか・・・・・?。

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by tokyo-farwest-net | 2009-07-10 00:10 | ■東京・23区 | Trackback(1) | Comments(2)