埼玉県川越市の旧関根平蔵邸

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◆旧関根平蔵邸
 ◎設計:関根平蔵
 ◎施工:関根平蔵
 ◎竣工:大正14(1925)年ころ
 ◎構造:木造化粧タイル張り2階建て
 ◎所在地:埼玉県川越市中原町1


今年の夏から行こうと思いつつ、なかなか行けなかったのが埼玉県の川越市。我が家の最寄り駅から電車に乗れば僅か20分弱で到着するのですが、なかなか行くチャンスがなく先週の土曜日にやっと訪れた訳です。
この時の川越訪問の第一目標は、今年から公開が始まった市内六軒町の屋敷と邸宅の見学でしたが、昼過ぎの出発だったため受付終了の時間を過ぎてしまい、その足で西武鉄道本川越駅すぐそばの中原町へ向かった訳です。そして大通り脇の小路を入ったところには、茶色の化粧タイルが貼られた重厚なレトロな洋館が建っていました。この茶褐色の洋館、大正の末に地元の棟梁・関根平蔵の自邸として建てられたものです。関根平蔵さん、このころ川越からほど近い現在の入間市の河原町で、の石川組製糸西洋館(設計:室岡惣七、大正10年築)の施工を手掛けており、その余った部材を譲り受けちゃっかり自分のお宅を建てててしまったそうです。デザイン的にも入間市の旧石川組製糸の西洋館によく似ていますよね。大正建築マニア的にはところどころの意匠に、大正建築らしいセセッションの影響がみられるのがニヤリとさせられてしまいます。

川越というと蔵造り商家ばかりが注目されますが、銀行邸宅教会なと素晴らしい近代洋風建築も数多くある、バラエティーに富んだ歴史都市なのであります。観光の定番コースからは若干外れていますが、西武線の本川越駅からほんの数分の場所に大正モダンな地元棟梁のかつての家は建っていますので、興味がある方は是非訪ねてみて下さい。

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# by tokyo-farwest-net | 2018-11-03 05:03 | ■埼玉・川越 | Trackback | Comments(0)