東京江東区の豊島橋
2009年 07月 23日

◎設計:東京市臨時復興局
◎施工:不詳
◎竣工:昭和5(1930)年1月
◎構造:1径間鋼製ガーター橋
◎所在地:東京都江東区佐賀町2丁目中之堀川
この豊島橋は前回紹介した緑橋の数10メートル上流の、大島川西支川の支流・中之堀川に架かるもの。
支流の支流ということで、少し頭がこんがらがってきますが、かってこの中之堀川は隅田川と繋がるバイパス的な役割の河川だったようです。今はその大半が埋め立てられてしまっていますが、昔の江東区(深川)は毛細血管のように運河が巡っていたといいます。
この豊島橋、通っただけでは何の変哲のない橋にも見えますが、昭和5年に架設されたというもの。前回の緑橋と同じく、こちらも大正12年の関東大震災後の復興始業で架けられた橋梁の一つということになります。
まわりの施設のため全体像を撮影できることはできませんでしたか、このような長年に渡り人々の暮らしを支えてきた無名の橋に敬意を表して、この日はゆっくりと20メートルあまりの短い橋を眺めてしまったものです。





