横浜山手の111番館

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◆山手111番館(旧ラフィン邸)
  ◎設計:J・H・モーガン(J・H・Morgan)
  ◎施工:不詳
  ◎竣工:大正15(1926)年
  ◎構造:木造2階建て・地下1階
  ◎所在地:神奈川県横浜市中区山手町111
   ❖横浜市認定歴史的建造物


4月25日より横浜関内の横浜都市発展記念館にて〔横浜建築家列伝〕という企画展が催されています。内容はそのタイトル通り横浜ゆかりの建築家の業績を紹介するというもので、これまでありそうでなかった都市と建築家という両面をとらえた見ごたえのある企画展です。今年の8月まで催されているので、興味のある方はぜひ足を運んでください。
そういう事で感化されやすい私も(苦笑)、さっそくこの企画展で紹介されていた建築家の作品を取り上げたいと思います。

まず最初はJ・H・モーガン(1877~1937)の設計作品を幾つか紹介してきます。
モーガンはアメリカ・ニューヨーク州のブァッハァロー生まれ。大学卒業後、ミルウォーキー・ニューヨークでの建築家活動を経て、大正9年にニューヨーク・フラー社の技師として東京・丸の内ビルディング建設のために来日。また同社を退職したモーガンはそのまま日本に残り、大正11年に自らの建築設計事務所を開設。そして大正15年には横浜山下町に設計事務所を移転させています。その横浜移転まもなくの作品が、この山手111番館とのことです。
スパニッシュ風の明るい洋館で今や横浜山手の顔とも言うべき111番館ですが、一般公開されたのは約10年前、それまでは見たくても見れない幻の洋館でした。
また洋館そのものも素晴らしいのですが、訪れた際に注目して頂きたいのが、部屋の一室に展示されているモーガン関連の写真や資料。モーガンは昭和12年に60歳で亡くなるまで日本に定住しましたが、日本定住を決意させたモーガン夫人の石井たまのさんとの夫婦仲睦ましい写真なども展示されています。
いつも賑わっているこの洋館ですが、モーガンの日本での物語をゆっくりと回想したくなる素敵な空間です・・・・。

❖参考資料・・・・「日本建築士」昭和12年11月号『故正員建築士ヂェー・エッチ・モーガン君の経歴及作品』
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▼なお室内、屋敷裏の様子は下のMoreをクリックして頂くとご覧になれます。見どころの多い111番館です・・・・。



★山手111番館の室内
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こちらは邸内に展示されている111番館の設計図。
この他に室内には111番館の設計者:モーガーン夫妻の写真も展示されている。
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窓の取っ手なども竣工当時からのものと思われる。この洋館の隠れた見どころの一つ。
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屋敷裏側は傾斜を活かして半地下室になっている。地下には山手でお馴染みの喫茶店・えのき亭が入居する。
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by tokyo-farwest-net | 2009-05-01 00:01 | ■横浜・山手 | Trackback | Comments(0)
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