明治生命本館(その1)
2009年 01月 21日

◎設計:岡田信一郎
◎施工:竹中工務店
◎竣工:昭和9(1934)年
◎構造:鉄骨・鉄筋コンクリート造り7階建て
◎所在地:東京都千代田区丸の内2-1
★国指定重要文化財
東京・丸の内、皇居お堀端の馬場先門角に建つ、明治生命の本館。東京ではよく知られた戦前築の建物の一つであります。
戦前建築の高さ制限の100尺(約31メートル)に、コリント式のオーダーなど古典主義のデザインが施されたこの建物は、東京銀座の歌舞伎座、東京駿河台のニコライ堂の再建などを手掛けた建築家・岡田信一郎(1883~1932)の設計によるもの。明治末から日本の建築界はアールヌーヴォーやセセッション、ドイツ表現派、インターナショナルデザインなど、西欧からの最新建築文化を取り入れてきたことはよく知られていますが、オフィスビルに関しては明治生命館のような古典主義が主流だったというのは、とても興味深いことです。
またこの建物、外観は古典的ですが、当時最新鋭のエレベーターや空調施設などが備えられた最先端のビルだったそうです。お堀から見る、コリント式のオーダーが付いたこの建物の姿は圧巻です。








