◆東京隅田川の吾妻橋
◎設計監督:田中豊
◎橋梁設計:岩切良助
◎施工主体:東京市復興局
◎施工:錢高組
◎起工:昭和4(1929)年6月
◎竣工:昭和6(1931)年6月
◎構造:鉄骨ソリッドリブタイトアーチ橋
◎所在地:東京都台東区花川戸~墨田区吾妻橋
❖東京都選定歴史的建造物
本日は別ブログにて東京隅田川に架かる、
駒形橋(橋梁設計:岩切良助、昭和6年竣工)を紹介した事もあり、その1本上流に架かる吾妻橋を紹介したいと思います。吾妻橋(あづまばし)という名前を言っても「どの橋?」と思ってしまう方もいらっしゃると思いますが、東京メトロや東武鉄道の浅草駅すぐそばに架かる、赤い橋の事です。橋の後方に建つ謎のオブジェで有名な、大手ビールメーカーのビルの手前に架かるあの橋と言えば、更に想像が付いたでしょうか?。
現在隅田川の中流から下流に架かる橋の多くは、関東大震災後の復興事業の一環として架けられたもので、吾妻橋は昭和6(1931)年の竣工。この橋は江戸期から続く隅田川に架かる歴史のある橋で、長年に渡り木製の橋が架けられていましたが、明治20(1887)年に鉄製の橋が完成しています。但し床板が木製だったため床板が焼け落ち、大正12(1923)年9月に発生した関東大震災では多くの市民が犠牲になっています。そのような悲劇を繰り返さないためにも、総鋼鉄骨製(一部石材およびコンクリート使用)で造られた橋の一つが吾妻橋でした。
構造は鉄骨ソリッドリブタイトアーチ橋。浅草の繁華街も近い事もあり、橋上に装飾を設けないことで近辺の景観と調和を図る目的で、このようなデザインが施されたと想像されます。この橋、近くから見ると少し物足りなさを感じますが、川面から鉄骨の造形を見るとなかなかの迫力。更に少し遠くからこの橋を見ていただくと、橋の美しさをご理解いただけるのではないでしょうか。
観光地に近い割にはその存在をわすれられがちな隅田川の名橋。なお墨田区側の橋の袂には、関東大震災で犠牲になった人たちを弔う地蔵尊も安置されているので、対岸に渡った際にはそちらにも手を合わせていただきたいものです。
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