◆旧金沢貯蓄銀行本店
◎設計:長岡平三
◎施工:不詳
◎竣工:明治40(1907)年
◎構造:塗篭土蔵造り平屋、一部地下
◎所在地:石川県金沢市尾張町11-8
❖石川県有形文化財
その中でも私が興味を抱いたのが、町中に建つ数々の漆喰塗りの土蔵商家の数々でした。江戸風の黒漆喰、関西風の白漆喰など様々なタイプのものが建っていますが、いばんユニークだったのが尾張町の文化館でしょう。明治40(1907)年に金沢貯蓄銀行本店として建てられたものです。外観は黒漆喰外壁に瓦屋根には鯱など、関東というより西日本的な和風商家の要素を多くデザインに用いていますが、基礎部分は洋風な石張りがされ、洋風の開きドアなど明治ならではの和洋折衷の雰囲気が漂います。
更に建物内はルネサンスを基調とした木調の店内になっており、重厚な外観からは想像がつかない華麗な空間が広がっています。また竣工した時期が20世紀初頭だったこともあり、一部の店内装飾にはアールヌーヴォーの雰囲気も漂います。また昭和50年代までこの建物は現役の銀行店舗として使われていたそうで、戦後ならではの機能性重視の比較的新しい金庫も残されています。店内に関しては洋風・和風を超越し、この建物の施工を手掛けた棟梁の技術の高さに感心させられます。
尾張町の文化館、公開される日時が限定されているそうでが、内部を見学できたというのはとても幸運でした。また金沢へ訪れるチャンスがあれば、再訪したい素敵な建築作品でした。
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