東京都北区古河庭園の旧古河虎之助邸
2013年 09月 21日

◎設計:ジョサイア・コンドル(Josiah Conder)
◎施工:不詳
◎竣工:大正6(1917)年
◎構造:煉瓦造2階建て、一部地下
◎所在地:東京都北区西ヶ原1-27-39
❖国指定重要文化財
こちらは2年前に撮影した、東京都北区の古河庭園内に建つ旧古河虎之助邸の写真です。この訪問時は薔薇が見頃になった6月という事もあり、結構な賑わいだったと記憶しております。
古河庭園(古河邸)のかっての主は、古河財閥の3代目当主・古河虎之助(1887~1940)。古河財閥と言えば、古河鉱業の足尾銅山事件がその歴史に悪い意味で広く知れ渡っています。なお古河虎之助は、その事件の後始末や、古河財閥を近代的な会社組織へと再編させた人物であります。その虎之助が第一次世界大戦の好景気に乗り、新築させたのが小松石張りの重厚なこの洋館だったのです。
設計がかのジョサイア・コンドル(1852~1920)という事もあり、英国風の伝統的な作りになっていますが、その爽やかな明るい感じのデザインは、いかにも大正期竣工の作品ならではの出来栄えです。またコンドルの最晩年の作品という事でも、注目に値する作品であります。
出来ることなら邸宅内をゆっくり撮影してみたいなと、以前撮った写真を見ながら思ってしまった私であります。























