秩父鉄道・長瀞駅
2012年 08月 18日

◆秩父鉄道・長瀞駅
◎設計:不詳
◎施工:不詳
◎竣工:大正3(1914)年
◎構造:木造平屋
◎所在地:埼玉県秩父郡長瀞町529-2
❖関東の駅百選
今年も全国的な猛暑に見舞われていますが、皆さん残暑見舞い申し上げます。
そんな都心の猛暑から涼しい場所を求めて7月下旬に訪れたのが、埼玉県秩父郡の長瀞です。目的は長瀞・荒川のラィン下りです。行きは西武鉄道の特急電車・レッドアローに乗り、快適に秩父へ到着。そして秩父鉄道に乗り換え長瀞へ。冷たい荒川の清流に乗ってライン下り・・・・、という予定でしたが、折からの少雨で水量は殆どなく、川底の石が船底に次々とぶつかるという相当スリリングなものでした。しかもその後に石畳の木陰で一休みしたのですが、石の余熱で私と連れの方両方とも軽い熱中症になってしまう旅でした。
そんな散々な秩父への日帰り旅行で、撮影してきたのが長瀞駅の駅舎です。秩父鉄道ではこの駅の他にも、数々の年代物の木造駅舎が現存していますが、その中でも長瀞駅は秩父鉄道開通間もない大正3年に建てられたものと言います。田舎の素朴な感じの駅舎ですが、なかなか味があって素敵な作品だと私は思いました。
あと最後に少し余談になってしまいますが、埼玉県秩父出身の建築家・関根要太郎氏(1889~1959)も、ご遺族から伺ったお話によると最晩年にご家族を連れて、長瀞のライン下りを楽しんだとの事です。今から半世紀前関根氏も、この駅舎を乗り降りしたのでしょうか。何だかノスタルジックな気分にもなってしまった可愛らしい感じの駅舎でした・・・・。














