横浜市山下町の旧耀堂ビル(日本穀物検定協会横浜支部)
2011年 12月 24日

◎設計:山越邦彦(戸田組)
◎施工:戸田組
◎竣工:昭和6(1931)年
◎構造:鉄筋コンクリート造4階建て
◎所在地:横浜市中区山下町157
今月に別プログにおいて、 ジャパンエクスプレスビル(設計:川崎鉄三、昭和5年築)や不二家伊勢佐木町店(設計:アントニン・レーモンド、昭和12年築)など、横浜に残る戦前竣工のモダニズムスタイルのビルディングを紹介させていただきました。それらのビルディングを撮影しに横浜に訪問した時に、その存在を思い出し立寄ったのが横浜中華街から少し外れた場所に建つ旧耀堂ビルです。一見した限りでは昭和40年代ころに建てられたようなデザインのビルですが、その竣工は昭和6年。つまり築80年になる歴史ある建造物と言う事になりる訳です。
設計はのちに横浜国大の教授を務めたという建築家の山越邦彦が担当したと言います。私も山越のプロフィールについては全く知りませんでしたが、以前プログ:収蔵庫・壱號館にてこのビルの解説がされており、これまでは何の関心も抱かなかったレトロビルに新たな興味を抱くようになった次第です。現在は日本穀物検定協会の事務所として使われているこのビル、横浜に残る戦前築のモダニズム作品に比べ洗練の度合に物足りなさを感じますが、モダニズム建築に果敢に挑戦していった建築家・山越邦彦の若さを目の当たりに出来る貴重な現存作品と言えるのではないでしょうか・・・・・?。







