横浜山手の外国人墓地正門
2011年 10月 22日

◎設計:J・H・モーガン(Jay H Morgan)
◎施工:不詳
◎竣工:大正末以降?(1926年ころ)
◎構造:石造
◎所在地:横浜市中区山手町96
このところ別プログにて、アメリカ出身で横浜とも縁の深い建築家・J・H・モーガン設計の旧ぺーリック邸(昭和5年築)と、旧ラフィン邸(大正15年築)を紹介させて頂きました。またモーガンの設計作品は、横浜の山手にはその他にもクライストチャーチなども現存していますが、もう一つモーガンの設計作品と言われているのが、皆さんもご存じの山手外人墓地の正門です。
モーガンは様々な作風を得意としてので、このデザインからはモーガン作品という決定的な証拠は見つけにくいですが、言われてみれば確かにそんな感じもしてしまう作りではあります。また竣工年もいま一つはっきりしないとの事。もしモーガンが設計したものならば、時期的に考えれば関東大震災以降、もっと深く掘り下げていけばモーガンが横浜に設計事務所を移し、横浜の外国人相手に本格的な設計活動を開始した大正14~15年以降という事になるでしょう。また戦時期に正門の扉など金属品が撤去されたそうですが、戦後に現状のものが再設置されたそうです。
ちなみに昭和12年に亡くなったモーガンもこの墓地に葬られております。但しモーガンの墓は一般見学コースの場所にないために墓参は出来ないのですが、モーガンフアンとしては忘れてはいけない場所と言えるでしょう。







