岩手県盛岡市の旧石井県令私邸
2011年 08月 05日

◎設計:不詳
◎施工:不詳
◎竣工:明治19(1886)年ころ
◎構造:煉瓦造2階建て、地下1階
◎所在地:岩手県盛岡市清水町7-51
❖盛岡市指定保存建造物
盛岡の金融街・中ノ橋通りを南に歩くこと約数分、着いたのは清水町という場所。
ちょっと懐かしい感じのする落ち着いたこの界隈ですが、蔦に絡まった一軒の洋館が。その名は〔旧石井県令私邸〕。
何やら凄い名称の洋館でありますが、明治初期に岩手県の県令(今でいう所の県知事)だった石井省一の私邸として建てられたものだと言います。石井県令と言えばそれ以前は政府の土木局長だった人だそうで、岩手県に着任して間もなく盛岡駅と市内を繋ぐ開運橋を自費で架けるなど、当時のお役人でも並はずれた行動力を持っていた人だったようです。そして明治17年の火災で盛岡の自邸が焼けたため、新たに新築したのがこちらの邸宅。当時の地方建築ではまだ珍しかったであろう煉瓦で建てられ、その外観も本家・西欧の洋館にひけを取らぬ洗練したものになっています。なかなかの名建築であります。
なお現在この建物は、このような活用方法がされているそうです。なかなか魅力的な明治の洋館です・・・・。









