神戸旧居留地十五番館
2010年 08月 15日

◎設計:不詳
◎施工:不詳
◎竣工:明治14(1881)年ころ
◎構造:煉瓦造2階建て
◎所在地:兵庫県神戸市中央区浪花町15
❖国指定重要文化財
これまで神戸山手地区の建築を紹介してきましたが、今回からは海に近い旧居留地の歴史的建造物を紹介していきたいと思います。
神戸の〔旧居留地〕は、その名前通り開港当時外国人の居留地域として割り振られた土地で、現在では明治末から昭和初期に建てられたクラシックビルディングが数多く現存し最新ファッションの店舗も数多く入居していることもあり、神戸のお洒落スポットとして人気を集めています。その旧居留地にあってこの土地が外国人居留地だった頃から建っていたというのが、この十五番館です。当初はアメリカ領事館として使われて、その後外人商館などとしても使われていたそうです。1階・2階両方にベランダを持つコロニアルスタイルの建物は、明治初めの神戸からタイムスリップしたような感覚にも襲われてしまいます。
また1995年の阪神淡路大震災で、この建物はその激震に耐えられず大破したそうですが、その部材を用い復元されたのが今の姿とのことです。町の歴史の象徴としてこの建物が重要だと思う人たちの熱意が伝わる復元と言えるのではないでしょうか・・・・・。





