神戸山本通のシュウエケ邸、門兆鴻邸
2010年 07月 29日

◎設計:A・N・ハンセル(Alexander Nelson Hansell)
◎施工:不詳
◎竣工:明治29(1896)年・・・・・シュウエケ邸
明治28(1895)年・・・・・門兆鴻邸
◎構造:木造2階建て
◎所在地:兵庫県神戸市中央区山本通3
❖神戸市指定伝統的建造物
既に別プログでは紹介を始めていますが、こちらでも先日訪ねた神戸の近代建築の写真を何点か紹介していこうと思います。
そういう事で最初に紹介させていただく建物は、異人館街を少し下った山本通にある二軒の洋館、シュウエケ邸と門兆鴻邸です。下見板の明るい感じのする建物ですが、写真左ベージュのペンキが塗られた建物は明治28年にディスフレセンの邸宅として、そして写真右の白と深緑のペンキが塗られた建物はその翌年にイギリス人建築家のA・N・ハンセル(1857~1940)の自邸として建てられたもので、設計は両者ともハンセルが手掛けたとのことです。ハンセルと言えば明治20年代に来日し、大正期までに神戸に滞在し数多くの建築設計を手掛けたことでも知られますが、現存する作品の中ではこの2軒の邸宅が最高傑作だと思います。
かってハンセルが暮らしていたシュウエケ邸の方は以前内部を見学しましたが、演出過剰な他の異人館に比べとても質素な室内で、個人的には往時の暮らしを偲ぶことができました。再び邸内の公開がされた時には是非とも訪れたいと思う邸宅の一つです。






