東京都江東区の御船橋
2010年 04月 15日

◎設計:東京市
◎施工:不詳
◎竣工:昭和3(1928)年3月
◎構造:3径間鋼鉄ガーター橋
◎所在地:東京都江東区佐賀1丁目~福住1丁目
今回は久々に東京下町に残るレトロな橋梁を紹介したいと思います。
この御船橋(みふねはし)は、東京メトロ東西線の門前仲町駅より徒歩数分の大島川西支川に架かる橋で、昭和3年に竣工したものです。
個人的には御船橋より東数10メートルの場所に建築家・関根要太郎(1889~1959)の設計作品である村林ビル(昭和3年築)があることもあり、時折ここ界隈を歩くことがあったのですが、最近になりこの橋の素晴らしさに気付いた訳です。よく見ないとただ通り過ぎてしまいそうな地味な橋ですが、橋の親柱には昭和初期に流行していたアールデコ調のゴツゴツした装飾、また欄干の部分にはシンプルな図柄ではありますがその親柱と対になったような、ちょっと洒落た装飾も施されています。
ちなみにこの界隈、大規模な工場やオフィスビルも建っていますが、下町風情溢れる町屋もチラホラと残る一帯。そのような在りし日の東京を想像してしまう洒落た橋であります。なおこの上流に架かる緑橋との姿もなかなか絵になっています。








