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京都烏丸通りの日本聖公会聖アグネス教会礼拝堂

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◆日本聖公会聖アグネス教会礼拝堂(旧聖三一大聖堂)
  ◎設計:J・M・ガーディナー(James Macdonald Gardiner)
  ◎施工:不詳
  ◎竣工:明治31(1898)年
  ◎構造:煉瓦造り平屋
  ◎所在地:京都市上京区烏丸通下立売角
   ❖京都市指定文化財


京都御所から烏丸通りを挟んで西隣に建つのが、赤煉瓦が美しい旧聖三一大聖堂です。
設計は立教大学の校長を務めた事でも知られるアメリカ人建築家のJ・M・ガーディナー(1857~1925)によるものです。ガーディナーというと、個人的には私がよく訪れている函館の遺愛女学院本館横浜山手の外交官の家のいかにもアメリカンと言った感じの爽やかな下見板張りの建築を思い浮かべてしまいますが、こちらは地に足が付いたような重厚な煉瓦造りの聖堂です。教会という事もありゴシック風のデザインは用いられていますが、天に延びるというより横に広がりを持たせたようなデザインがとても印象に残りました。またこの隣にある京都御所の森と違和感なく融合しているというのも、いかにも京都らしい光景と言えるのではないでしょうか・・・・・。

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by tokyo-farwest-net | 2010-01-27 20:27 | ■京都

栃木県宇都宮市のカトリック松ヶ峰教会

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◆カトリック松が峰教会
  ◎設計:マックス・ヒンデル
  ◎施工:不詳
  ◎竣工:昭和7(1932)年
  ◎構造:鉄筋コンクリート造り
  ◎所在地:栃木県宇都宮市松ガ峰1-1-5
   ❖国登録有形文化財

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by tokyo-farwest-net | 2009-10-17 00:05 | ■栃木

横浜海岸教会

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◆横浜海岸教会
  ◎設計:雪野元吉
  ◎施工:宮内工務店
  ◎竣工:昭和8(1933)年
  ◎構造:鉄筋コンクリート造り3階建て
  ◎所在地:神奈川県横浜市中区日本大通8
   ❖横浜市認定歴史的建造物


こちらの教会は先日紹介した旧イギリス領事館と同じく、開港広場にあるものです。
教会の歴史も古く、明治4年に日本初のプロテスタント教会として開かれたものといいます。広場の片隅にさりげなく建っている教会ではありますが、現在のものは昭和8年竣工という歴史ある会堂です。開港発祥の地ということもあり、外人の手により建てられたものという印象も抱きますが、設計は雪野元吉・施工は宮内工務店(宮内初太郎)と日本人が建設全般を手掛けたというのも、個人的にはちょっと意外な事実でした。
また教会周辺は木々が生い茂り、夏ぐらいになると建物全体を把握しにくいですが、ゴシック風の天へと伸びるような塔は、他の教会とはまた違う存在感を抱いてしまったりしまいます。開港発祥の地に建つ教会の塔は、この街には欠かせない風景の一つといえるのではないでしょうか・・・・・。

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by tokyo-farwest-net | 2009-09-05 23:05 | ■横浜・関内

日本聖公会川越基督教会

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◆川越キリスト教会
  ◎設計:ウイリアム・ウィルソン 〔William Wilson〕?
  ◎施工:不詳
  ◎竣工:大正10(1921)年
  ◎構造:煉瓦造り平屋
  ◎所在地:埼玉県川越市松江町2-4
   ❖国登録有形文化財


埼玉の川越には、蔵造り商家に混じって洋館(近代建築)も数多く残っていることは前回紹介しましたが、そのような意外性のある川越の街並みで一番のものが、この川越キリスト教会でしょう。蔵造りや古い商家がところどころに残る通りの突き当りに、この教会は鎮座しています。
フランス積みの煉瓦とその外壁に絡まる蔦が印象的な教会は大正10年に竣工したもので、設計は大正なかばに立教大学の建築設計のため来日したアメリカ人:ウイリアム・ウィルソンと言われています。ウィルソンは大阪川口教会の設計を手掛けたことでも知られる人物。なおウィルソンは日本の滞在期間が短かったこともあり、この川越教会は日本での数少ない設計作品のようです。

また蔵造りの街並みで意外な存在と先ぽど書きましたが、時代の経過とともに周辺と調和しているのも、川越という街の懐の深さが伺えます。
あと昔から川越を歩いて思うのは、この街の多くの蔵造り建築の部材に煉瓦が多く用いられていることです。明治以降の川越は伝統の土蔵の建築文化のほか当時は最新の建築素材だった煉瓦も積極的に取り入れていった訳ですから、当時の人達にとってはこのような煉瓦製教会の出現は、もしかしたら何の違和感もなかったかも知れません。この教会、伝統を守りつつも新しい西洋文化だった煉瓦をも消化した、川越の建築文化の象徴とも言えなくもないでしょうか・・・・?。

❖参考文献・・・・「日本の美術」 2003年8月号・外国人建築家の系譜、堀勇良氏著
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by tokyo-farwest-net | 2009-07-28 23:16 | ■埼玉・川越

東京芝の聖オルバン教会

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◆聖オルバン教会
  ◎設計:アントニン・レーモンド〔Antonin Raymond〕
  ◎施工:白石建設
  ◎竣工:昭和31(1956)年
  ◎構造:木造平屋、一部2階建て
  ◎所在地:東京港区芝公園3-6-35


こちらの教会は、先日紹介した東京タワーから西に百メートルほど進んだ場所にあるもので、チェコ出身の建築家:アントニン・レーモンドの設計により昭和31年に竣工したものといいます。
この坂下にある桜田通りの喧噪がまるで嘘のように感じてしまう、都会の清涼剤のような存在の教会です。
また木造な小さな教会ということもあり、建物のスタイルこそ異なりますがレーモンドの設計作品・軽井沢のセントポール教会をも連想してしまう佇まいであります。
向いに建つ高層ビルや、土地を無理やり開墾したためか妙に不自然な印象を感じてしまう桜田通りのことを忘れていただければ、どこかの高原へ訪れたような気分にもなれるかも知れません。さすがにそれは無理ですか・・・・・?。

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by tokyo-farwest-net | 2009-07-10 00:10 | ■東京・23区

横浜・カトリック山手教会聖堂 sanpo

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◆カトリック山手教会聖堂
  ◎設計:J・J・スワガー (Jan J Svager)
  ◎施工:関工務店
  ◎竣工:昭和8(1933)年
  ◎構造:鉄筋コンクリート造り1階、地下1階
  ◎所在地:神奈川県横浜市山手町44
   ❖横浜市認定歴史的建造物


前2回は横浜で数多くの設計作品を残したアントニン・レーモンドの作品を紹介しましたが、今回と次回は大正末から昭和初めにかけてレーモンドのもとで活動していた、建築家・ジャン・J・スワガーの横浜に残る設計作品を紹介したいと思います。
スワガーはレーモンドと同じチェコ出身の人物で、大正末にレーモンドの招きにより来日。またその数年後に独立、横浜に事務所を置き昭和15年まで日本で活動していたとの事です。その期間に手掛けた作品についての詳しいことまでは分かりませんが、北海道函館市近郊の上磯にあるトラピスト修道院の改修、また10年程前まで山下町にあったヘルム・ハウス(昭和13年築)などが、スワガーの作品とのこと。そして現存する代表作がこのカトリック山手教会ということになる訳です。
また個人的に興味深いのは、山下町にあったヘルム・ハウスとこの教会の作風の違いについてです。ヘルム・ハウスは外国人向けのアパートとして建てられた1930年代らしいモダニズムな建物、そしてカトリック教会はそれとは正反対のゴシックを基調とした伝統的スタイル。当時、横浜で活動していた建築家が様々なスタイルの設計を要求され、それを難なくこなしていったという事になるのでしょう。また次回は、山手から数キロほど離れた横浜・本牧に残るスワガー設計の洋館を紹介したいと思います。

★参考文献・・・・「日本の美術」2003年8月号・外国人建築家の系譜、堀勇良氏著
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by tokyo-farwest-net | 2009-06-02 00:02 | ■横浜・山手

横浜山手聖公会(クライストチャーチ)

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◆横浜山手聖公会
  ◎設計:J・H・モーガン(J・H・Morgan)
  ◎施工:不詳
  ◎竣工:昭和6(1931)年
  ◎構造:鉄筋コンクリート造り1階・一部2階建て、地下1階
  ◎所在地:神奈川県横浜市中区山手町234
    ❖横浜市認定歴史的建造物


先日の山手111番館に引き続き、今回もアメリカ人建築家:J・H・モーガン(1877~1937)の設計作品を紹介したいと思います。
その建物とは山手聖教会、山手カトリック・双葉の鐘楼と並んで山手の三搭と呼ばれている建物です。
あまりにも有名な建物なので、余計な解説は必要ないと思いますが、鉄筋コンクリート製の外壁に大谷石を貼り、中世の城砦を思わせる重厚かつ端正な造り。また建物正面から見ると高さはそれほど感じないのですが、別の尾根道(山手は何本かの尾根道から形成されている)から見ると、その存在感に気付かされたりします。家々の間から、一瞬見える夕日に輝く教会の鐘楼は思わず息をのむ美しさです。
なおこの教会、昭和20年の空襲で延焼するなど度重なる不運に苛まれた建物ですが、そのつど修繕がおこなわれ人々の大事な祈りの場として使われ続けています。

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玄関両脇に取り付けられている、教会のこれまでの歴史を記した銘板。

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by tokyo-farwest-net | 2009-05-02 01:56 | ■横浜・山手

横浜指路教会

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◆横浜指路教会
  ◎設計:竹中工務店
  ◎施工:竹中工務店
  ◎竣工:大正15(1926)年
  ◎構造:鉄筋コンクリート造り3階建て
  ◎所在地:神奈川県中区横浜市尾上町6-85

横浜指路(しろ)教会は、明治7年に創建されたプロテスタント系の教会。
明治期竣工の教会が大正12年の関東大震災で倒壊し、新たに建てられたのが現在の会堂との事です。
関東大震災を教訓してか構造は鉄筋コンクリート製。当時としては最新の建築素材だった鉄筋コンクリート製ですが、外観はバラ窓や尖頭アーチや鐘楼など、西欧の教会によく用いられているゴシックスタイルが指路教会のデザインに用いられています。建物の素材等は関係なく、これまでの伝統を守ったと言ったところでしょうか。今は現代的なビルに囲まれ、少し肩身の狭い指路教会ではありますが、都会の中の一服の清涼剤のような穏やかさと、伝統を守っているという誇りをも感じる美しい建築作品です。

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by tokyo-farwest-net | 2009-02-11 22:45 | ■横浜・関内

日本基督教団高輪教会

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◆日本基督教団高輪教会
  ◎設計:岡見健彦
  ◎施工:不詳
  ◎竣工:昭和8(1933)年
  ◎構造:木造平屋
  ◎所在地:東京都港区高輪3-15-15

東京高輪の高台に建つ教会。設計者の岡見健彦は、1928年にアメリカ人・建築家:フランク・ロイド・ライトの〔タリアセン〕で働いた経験を持つ建築家。
ライトは大正12(1923)年に竣工した自らの設計作品・帝国ホテル建設のために日本に長期滞在していたことは有名ですが、岡見はライトに憧れアメリカへと渡った人物です。
いかにもライトらしい作風のこの教会、高輪の地にぴったりな建物だと思います。

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by tokyo-farwest-net | 2009-01-17 23:45 | ■東京・23区