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京都中央信用金庫東五条支店

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◆京都中央信用金庫東五条支店(旧村井銀行五条支店)
  ◎設計:吉武長一
  ◎施工:清水組
  ◎竣工:大正13(1924)年
  ◎構造:鉄筋コンクリート造2階建て
  ◎所在地:京都市東山区五条大橋東入ル東詰町16


今回は今年2月に京都に訪れたさい撮影した、京都中央信用金庫の東五条支店の写真をご覧いただきたいと思います。
複数の車線を持つ五条通り沿いに建つこの小さな銀行店舗、京都の煙草王・村井吉兵衛が経営する村井銀行の店舗として大正13年に建てられたもの。設計は村井銀行の店舗営繕を数多く手掛けていた、建築家・吉武長一が担当しています。建物の規模は小さいですが、軒周りのバラストレードやイオニア式のオーダーが付けられるなど、濃厚な古典主義のデザインで纏められており、なかなか見どころの多い作品でした。
また京都中央信金と言えば、数々の歴史ある銀行店舗を自社ビルとして使っている理解ある会社でもあります。

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by tokyo-farwest-net | 2012-04-02 19:02 | ■京都

京都七条通りのSECOND HOUSE西洞院店

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◆旧村井銀行七条支店
  ◎設計:吉武長一
  ◎施工:不詳
  ◎竣工:大正3(1914)年
  ◎構造:煉瓦造2階建て
  ◎所在地:京都市下京区西洞院通七条西入ル文覚町402
   ❖国登録有形文化財

既に別プログでは紹介を始めていますが、こちらでも今年1月に撮影した京都の近代建築を何軒か取り上げていこうと思います。
まず最初に取り上げるのは、京都七条通りに建つ旧村井銀行の支店です。七条通りというと今では京都駅前の賑やかさの影に隠れた感が強いですが、戦前は銀行支店が多く置かれていたという一帯。現在でも関根要太郎(1889~1959)設計の旧不動貯金銀行七条支店(昭和5年築)など何軒かのかっての銀行店舗が現存しています。そしてこの村井銀行支店はその中でも一番の古株で大正3年の竣工、間もなく築100年を迎えようとしている歴史ある建物であります。
村井銀行と言えば京都の煙草王・村井吉兵衛が創業した銀行で、このころ店舗の設計は吉武長一という建築家に委ねられています。外観デザインは太めのドリス式オーダーを置いた典型的な銀行店舗のデザインですが、簡略化された細部の装飾やずんぐりむっくりした独特のプロモーションなどは、いかにも大正初期らしい出来栄えであります。七条通りには個性的な洋風建築が多く建っていますが、この旧村井銀行もその中の一つと言えるでしょう。
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by tokyo-farwest-net | 2011-03-06 19:06 | ■京都

東京港区の日本キリスト教団安藤記念教会

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◆日本キリスト教団安藤記念教会
  ◎設計:吉武長一
  ◎施工:柏木菊吉
  ◎竣工:大正6(1917)年
  ◎構造:石造り平屋
  ◎所在地:東京都港区元麻布2-14-16
   ❖東京都選定歴史的建造物


この教会は港区の元麻布にある大正6年竣工の聖堂。この近くの有栖川公園内にある都立図書館に訪れた行き帰りにこの前をよく通るのですが、冷静に考えると一度も写真を撮ったことがないなと思い、昨年の夏に撮影したのが今回ご覧頂いている写真です。
設計は吉武長一という建築家。吉武に関しては私も勉強不足で詳しい事を知らないのですが、アメリカ留学の経験を持ち主に大正期に活躍していたという人物。またこの頃、京都の煙草王として知られる村井吉兵衛率いる村井財閥の施設も数多く手掛けており、京都に何軒か旧村井銀行の店舗だった建物が現存しています。また東京では先代の銀座教会のほか、日本橋の野村證券本社の向かいに村井銀行の東京支店という当時としては大規模な建造物の設計を手掛けましたが、いずれも現存していません(旧村井銀行東京支店は東京三菱UFJ銀行の建物に玄関の一部がモニュメント的保存がされている)。そのような点から考えるとこの安藤記念教会、とても貴重な吉武作品という事になるでしょう。
比較的小規模な作品でありますが、ゴシックを基調としたそのデザインは力強さを感じさせてくれます。また聖堂内のステンドグラスは当時を代表するガラス作家・小川三知作とのこと。一度中を見学してみたい建物の一つでもあります・・・・・。
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by tokyo-farwest-net | 2011-01-22 17:22 | ■東京・23区