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旧下関英国領事館

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◆下関旧イギリス領事館
  ◎設計:ウイリアム・コーワン(英国工務所上海事務所)
  ◎施工:不詳
  ◎竣工:明治39(1906)年
  ◎構造:煉瓦造2階建て
  ◎所在地:山口県下関市唐戸4-11
   ❖国指定重要文化財


別ブログで先週・今週と山口県下関市の旧秋田商会(大正4年築)と、旧赤間関郵便電信局(明治33年築)を紹介しましたが、そのすぐそばにあるのが旧英国領事館です。
七つの海を制した大英帝国は、日本においても東京の大使館のほか函館横浜長崎などに領事館を置きましたが、その中の一つが下関の英国領事館だった訳です。
設計は英国工務所の上海事務所に在籍していた、ウイリアム・コーワン(William Cowan)が担当。ちなみにコーワンは、この翌年に竣工する長崎英領事館の設計も手掛けていますが、両者ともとても似た作りになっています。小規模な作品ですが、大英帝国の誇りを感じられる作品です。

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by tokyo-farwest-net | 2015-05-23 11:23 | ■山口・下関 | Comments(0)

旧横浜正金銀行門司支店(現北九州銀行門司支店)

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◆旧横浜正金銀行門司支店
  ◎設計:桜井小太郎
  ◎施工:竹中工務店
  ◎竣工:昭和9(1934)年
  ◎構造:鉄筋コンクリート造2階建て
  ◎所在地:北九州市門司区清滝2-3-4


本日、別ブログにて旧三井物産門司支店(昭和12年築)を紹介しましたが、そのビルディングの前にあるのが桟橋通り。明治期から昭和初期にかけては銀行や商社が軒を連ねる一帯だったそうですが、今はその時代を偲べるものは殆ど残っていません。その中で当時を偲ぶことができる数少ない遺構が、清滝にある旧横浜正金銀行の門司支店でしょう。戦後は横浜正金銀行の解体に伴い、山口銀行の門司支店などに使われ、2011年からは山口銀行傘下の北九州銀行の支店として使われています。

横浜正金銀行と言えば貿易融資や外国為替を専門に行っていたことで知られますが、国内の出店は主要な貿易港に限られておりましたので、いかに門司が重要な土地だったかが伺えます。また門司支店の設計は、英国王立建築家協会の資格も持つ桜井小太郎(1870~1953)が担当。古典主義のデザインを継承しつつ、昭和初期のオフィスビルらしく非常にスマートに纏められているのも、この銀行店舗の特徴と言えるでしょう。
またこの周辺には小規模な銀行店舗や商店が、近年まで建っていましたが、ここ十年の間で殆ど解体されてしまっています。旧横浜正金銀行は貿易港・門司の歴史を語る遺構として、末永く生き続けて欲しいものです・・・・・。

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by tokyo-farwest-net | 2015-05-09 16:09 | ■北九州・門司 | Comments(0)

JR九州・門司港駅

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◆JR門司港駅
   ◎設計:鉄道員九州管理局工務課
   ◎施工:菱川組
   ◎竣工:大正3(1914)年
   ◎構造:木造モルタル塗り2階建て
   ◎所在地:福岡県北九州市門司区西海岸1-5-31
     ❖国指定重要文化財
     ❖経済産業省認定近代化産業遺産(平成19年)



先日別ブログでは、福岡県北九州市・門司港レトロの旧門司三井倶楽部(設計:松田昌平、大正10年築)を取り上げました。旧三井倶楽部は大正らしい明るさを持つ美しい洋館で、国の重要文化財に指定されています。そして門司港レトロ地区にはもう一棟、国の重要文化財に指定されている建造物があります。それがJRの門司港駅、大正3年に竣工したルネサンススタイルの美しい駅舎です。しかし白蟻の被害により、平成24(2012)年により大規模な修復工事が開始され、その工事完了は平成30(2018)年になるとの事。今回の門司港訪問も駅舎完成を待とうとも思いましたが、それは近い将来の楽しみに取っておくことにして、今回の旅行に赴いた訳です。また冒頭から数点の写真は、1998年と2002年に撮影したものです。

さて駅舎は改修工事中の門司港駅ですが、木造のホーム屋根、昭和17年の関門鉄道トンネル開通前まで使われていた、関門連絡船の入り口地下トンネル、手洗い場の諸施設などは現在も見学できます。駅ホームから改札にかけて階段がないスロープ状の作りになっているのも、この駅の面白い点でしょう。九州の玄関口に相応しい美しい木造駅舎、三年後の修繕工事の完成が今から楽しみであります・・・・・・。
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こちらが関門連絡船の入り口跡。
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そしてこちらが国道198号線にある陸橋跡。右側が門司港駅。関門連絡船があった時代は、乗客はこの橋の下(トンネル)を通って、連絡船に乗り換えた訳だ。
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by tokyo-farwest-net | 2015-05-02 09:02 | ■北九州・門司 | Comments(0)