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東京銀座の教文館・聖書館ビル

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◆教文館・聖書館ビル
  ◎設計:アントニン・レーモンド
  ◎施工:清水組
  ◎竣工:昭和8(1933)年
  ◎構造:鉄骨鉄筋コンクリート造8階建て
  ◎所在地:東京都中央区銀座4-5-1


 先日、別ブログで銀座4丁目の和光本館・旧服部時計店(昭和7年築)を紹介させていただきましたが、そのすぐそばにあるのが教文館ビルです。一見した限りでは築30~40年の建物に見えますが、竣工は和光本館の竣工の翌年にあたる昭和8年で、その頃の外観は直線を強調したアールデコ風の洒落たものだったといいます。
 またこのビルの設計は、チェコ出身のアメリカ国籍の建築家:アントニン・レーモンド(Antonin Raymond、1888~1976)が手掛けています。教文館・聖書館はアメリカメゾシストの団体なので、その縁でレーモンドが設計をおこなうようになったと想像されます。外観は竣工当初の面影を残す場所は全くありませんが、聖書館・教文館を結ぶエントランスには、美しいアールデコの装飾が施されています。この近くに立ち寄った際には、是非この美しい空間を堪能してみて下さい・・・・。

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by tokyo-farwest-net | 2014-05-31 06:31 | ■東京・23区 | Comments(0)

JR総武線・両国駅舎

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◆JR両国駅
  ◎設計:鉄道省
  ◎施工:銭高組
  ◎竣工:昭和4(1929)年12月
  ◎構造:鉄筋コンクリート造2階建て
  ◎所在地:東京都墨田区横網1-3-20


 東京近郊の武蔵野台地に住んでいる事もあってか、殆んど訪れる事がないのが墨田川の東側にあたる東京23区の東部地区。この日は江戸東京博物館でおこなわれる講演会に参加するため、JR総武線の両国駅で降りた訳です。両国駅と言えば何と言っても両国国技館の最寄駅として知られていますが、その駅舎もなかなか見応えのある建造物です。
 JR総武線と言えば現在は都心に乗り入れていますが、昭和初期まではこの両国駅が始発・終着駅だったとのこと。そのようなターミナル駅としての期待も込められていたのでしょうか、鉄道省によりご覧のような立派な駅舎が建設された訳です。外観としてはこの時期鉄道省により建てられた鉄筋コンクリート造の駅舎建築ですが、アーチ形の窓デザインなどのせいもあってかとても柔らかな印象も受けてしまいます。また一部の小窓は、 ドイツ表現派を連想させる洒落たものも。当時の鉄道省の職員は、当時の流行りをどうしても入れたかったのですかね・・・・。また現在は使われていない臨時ホームを含め、駅舎もホームも昭和初めの鉄道の時代を偲べるなかなか見どころの多い作品でした。

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by tokyo-farwest-net | 2014-05-24 06:24 | ■東京・23区 | Comments(0)

埼玉県入間市の旧黒須銀行本店

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◆旧黒須銀行本店
  ◎設計:不詳
  ◎施工:不詳
  ◎竣工:明治42(1909)年
  ◎構造:土蔵造り2階建て
  ◎所在地:埼玉県入間市宮前町5-33
   ❖入間市指定有形文化財


 昨年秋、埼玉県入間市の旧石川製糸西洋館(大正11年築)を見学しに行った際、現地の係の方にパンフレットを頂き、その帰りに立ち寄ったのが、こちらの旧黒須銀行の本店です。
 この黒須銀行、明治27年に設立された黒須相互組合を前身とし、明治33年に銀行として設立したものだといいます。設立当時はかの渋沢栄一が顧問を務めていたそうですが、第一次世界大戦後の不況のために経営が悪化、大正11年に埼玉の大手地場銀行の一つであった武州銀行に吸収され、昭和18年には国の指導により、やはり埼玉の大手地場銀行であった八十五銀行などと合併、埼玉銀行の豊岡支店となり、昭和35年まで銀行店舗として使われていたそうです。その後は地元の郷土資料館として再生され、現在に至っています。

 この時の訪問で驚かされたのが、明治後期の土蔵造りの銀行店舗が現代まで残っていたことです。交通量の多い幹線道路沿いにあったり、建物脇に歩道橋があったり、少し肩身の狭いような感じもしますが、なかなかの存在感に圧倒された私であります。
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by tokyo-farwest-net | 2014-05-21 07:21 | ■埼玉・入間 | Comments(0)