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横浜正金銀行本店(現・神奈川県立歴史博物館)

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◆旧横浜正金銀行本店
  ◎設計:妻木頼黄
  ◎施工:直営
  ◎竣工:明治37(1904)年
  ◎構造:石造り地上3階建て・地下1階
  ◎所在地:神奈川県横浜市中区南仲通り5-60(馬車道)
   ※国指定重要文化財


横浜を代表する近代建築と言えば、馬車道の旧横浜正金銀行が代表的なものとしてあげられるでしょう。
現在は県立博物館として使われているドイツ・バロック風の風格漂う旧銀行本店は、建築家・妻木頼黄(1854~1919)の設計により、5年の工期をかけて建てられたもの。また日本初の鉄筋コンクリート製ビルとして名高い三井物産横浜支店の設計を手掛けた、建築家・遠藤於菟(1865~1943)も、造営に参加したといいます。
妻木頼黄というと、明治の日本を代表する建築家・辰野金吾のライバル的な存在と言われます。一作品だけでの比較は少し極端にはなってしまいますが、辰野代表作である東京日本橋の日本銀行本店が、堅固な守りを重視した造りなのに対し、妻木の横浜正金銀行は今にも海にでも飛び出してきそうなヴォリュームあるデザイン。このような雰囲気こそ、横浜という気風に合っているのではないかとも思ってしまいます。

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by tokyo-farwest-net | 2009-01-25 00:25 | ■横浜・関内

横浜・赤レンガ倉庫

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◆旧横浜新港埠頭煉瓦倉庫
  ◎設計:妻木頼黄
  ◎施工:直営
  ◎竣工:明治44(1911)年・・・・・・2号上屋
       大正2(1913)年・・・・・・・1号上屋
  ◎構造:煉瓦造り3階建て
  ◎所在地:横浜市中区新港1-1

横浜の名所とも言うべき、新港埠頭の赤煉瓦倉庫。全長150メートルのこの倉庫は明治末から大正はじめにかけて、大蔵省により建てられたもの。
この巨大建築は国の威信を背負ったような、風格ある佇まいです。皆さんもご存じのように、十年程前にこの周辺は再開発がおこなわれ、以前のこの周辺が想像付かないほど様変わりしましたが、煉瓦倉庫が発するオーラは昔のままだと思います。

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また下のMoreをクリックしていただくと、10年前改修工事終了直後の写真がご覧になれます。
この時は中も一部見学できましたが、何も入っていない倉庫内の広さには圧倒された記憶があります。倉庫横のプラットホームと線路が撤去されたのが残念で仕方がありません・・・・・。

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by tokyo-farwest-net | 2009-01-24 12:57 | ■横浜・関内

江戸東京たてもの園・旧前川国男邸

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◆旧前川国男邸
  ◎設計:前川国男
  ◎施工:大和田建設
  ◎竣工:昭和17(1942)年
  ◎構造:木造
  ◎所在地:東京都小金井市桜町3-7-1・小金井公園内
         ・・・・・旧所在地は東京都品川区上大崎


本日は東京小金井市にある、〔江戸東京たてもの園〕にある建物を紹介させていただきます。この木目と大屋根が印象的なこの建物は、昭和を代表する建築家・前川国男(1905~1986)の自邸として、昭和17年に東京の上大崎に建てられたものです。
昭和17年というと太平洋戦争が開戦した翌年。皆さんもご存じのように昭和に入り日本は軍事体制へと突き進み、昭和10年代に入ると、鉄やコンクリートなどの建築資材にも統制がかけられ、昭和13年あたりを最後に大規模な建造物が建てられなくなります。その後も木材の統制もかけられ、まともな建物は造られなくなったという時代に、前川邸は建てられた訳ですが、柱に使い古しの電柱を使うなど、竣工に至るまで、いろいろと苦心した作品だといいます。
また邸宅内は一部にロフトを置く、とても広い空間になっているのが特徴。この旧前川邸に訪れるたび思い出すのが、前川の代表作の一つである東京上野の文化会館。建物の規模こそ違いますが、あの独特の広がりのある空間には共通するものを感じてしまいます。戦争や時勢に関係なく、建築家の想像力は無限に広がっていったのだなと思わせてくれる素敵な邸宅です。

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by tokyo-farwest-net | 2009-01-23 00:11 | ■東京・多摩地域

明治生命本館(その1)

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◆明治生命館(明治安田生命)
 ◎設計:岡田信一郎
 ◎施工:竹中工務店
 ◎竣工:昭和9(1934)年
 ◎構造:鉄骨・鉄筋コンクリート造り7階建て
 ◎所在地:東京都千代田区丸の内2-1
 ★国指定重要文化財


東京・丸の内、皇居お堀端の馬場先門角に建つ、明治生命の本館。東京ではよく知られた戦前築の建物の一つであります。
戦前建築の高さ制限の100尺(約31メートル)に、コリント式のオーダーなど古典主義のデザインが施されたこの建物は、東京銀座の歌舞伎座、東京駿河台のニコライ堂の再建などを手掛けた建築家・岡田信一郎(1883~1932)の設計によるもの。明治末から日本の建築界はアールヌーヴォーやセセッション、ドイツ表現派、インターナショナルデザインなど、西欧からの最新建築文化を取り入れてきたことはよく知られていますが、オフィスビルに関しては明治生命館のような古典主義が主流だったというのは、とても興味深いことです。
またこの建物、外観は古典的ですが、当時最新鋭のエレベーターや空調施設などが備えられた最先端のビルだったそうです。お堀から見る、コリント式のオーダーが付いたこの建物の姿は圧巻です。

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by tokyo-farwest-net | 2009-01-21 00:30 | ■東京・23区

明治生命本館(その2)

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◆明治生命館(その2)

こちらの項では明治生命館(昭和9年築)の室内の写真をご覧ください。
なお、撮影したのが5年ほど前のため、現在の見学エリアと若干異なる部分がございます。ご了承ください。
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by tokyo-farwest-net | 2009-01-21 00:10 | ■東京・23区

東京・京橋の明治屋ビル

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◆京橋の明治屋ビル
  ◎設計:曾禰中條建築事務所
  ◎施工:竹中工務店
  ◎竣工:昭和8(1933)年
  ◎構造:鉄骨・鉄筋コンクリート造り7階建て
  ◎所在地:東京都中央区京橋2-2-4


京橋の中央通り沿いに建つ明治屋の店舗兼事務所。この建物は地下鉄銀座線の京橋駅と隣接している事で、ご存じの方も多いかも知れません。
設計は戦前を代表する建築事務所〔曾禰中條建築事務所〕によるもので、現存する同事務所の設計作品では、東京三田の慶應義塾大学図書館(明治45年築)、東京新宿河田町の旧小笠原伯爵邸(昭和2年築)などがあります。
当時、曾禰中條事務所は大建築事務所という事もあり、数多くのデザイナー(建築家)を抱え、その作風もバラエティーに富んでいたようですが、時代に流されない品のようなものを同事務所の設計作品を見るたびに感じてしまいます。
そしてこの明治屋は、アメリカンオフィス風の上品な佇まい。人々が連想する明治屋のイメージそのもの・・・・、といった感じの建物だと思います。

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by tokyo-farwest-net | 2009-01-20 18:38 | ■東京・23区

丸石ビルディング(太洋商会ビル)

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◆丸石ビルディング(太洋商会)
  ◎設計:山下寿郎
  ◎施工:竹中工務店
  ◎竣工:昭和6(1931)年
  ◎構造:鉄骨・鉄筋コンクリート造り6階建て
  ◎所在地:東京都中央区鍛冶町1-10-4
  ★国指定登録有形文化財


古くからの東京のメインストリートの一つである中央通り。その通りの神田駅と日本橋の中間くらいの位置にあるのが、老舗自転車メーカーとして知られる丸石が戦前に建てた、クラシカルな雰囲気漂うビルディング。
設計は戦前を代表する建築家のひとり、山下寿郎(1888~1983)の建築事務所が担当しています。外観は1900年代初頭のアメリカで流行していたオフィスビルディングの影響がみられるもので、外壁の茶色のタイル張りはいかにも昭和初期らしいもの。また1階のアーチも中央通りから目を引くものになっています。
均整のとれた外観だけでも、このビルは一見の価値はありますが、更に美しさを際立たせているのは、1階に付けられた数々の装飾。玄関脇に鎮座しているライオンをはじめ、梟や山羊など数々の動物が散りばめられています。お近くを通った時には、このビルで都会の動物探しをしてみるのも面白いかも知れません。

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by tokyo-farwest-net | 2009-01-19 23:23 | ■東京・23区

旧岩崎家邸宅

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◆旧岩崎久弥邸
  ◎設計:ジョサイア・コンドル
  ◎施工:不詳
  ◎竣工:明治29(1896)年
  ◎構造:木造2階建て
  ◎所在地:東京都台東区池之端1-3-45
  ★国指定重要文化財


東京台東区にある、かっての三菱財閥の総帥・岩崎久弥の旧邸。設計は日本近代建築界の父と言われる、ジョサイア・コンドル(1852~1920)。
戦後はGHQに接収、その後は法務省の施設として使われ、長らく幻の邸宅と言われていたものですが、数年前より一般公開されることになり、その間もなくに撮影したのが今回ご覧いただている写真です。私が近代建築を興味を持ち始めたのが約10年前、その頃は不忍池から伸びる無縁坂を『ここに旧岩崎家の邸宅があるのか・・・・』と思いながら、よく歩いていました。初めて実際にこの岩崎邸を見た時は感動の一言でした。
この当時は邸宅内は改装工事の真っ最中、南側のベランダも足場が組んであったため、邸宅北側と隣に建つ撞球室のみの撮影になってしまいました。室内の写真等は再訪の機会があれば、改めて紹介したいと思います。

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★撮影・・・・・2003年ころ
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by tokyo-farwest-net | 2009-01-18 23:45 | ■東京・23区

日本基督教団高輪教会

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◆日本基督教団高輪教会
  ◎設計:岡見健彦
  ◎施工:不詳
  ◎竣工:昭和8(1933)年
  ◎構造:木造平屋
  ◎所在地:東京都港区高輪3-15-15

東京高輪の高台に建つ教会。設計者の岡見健彦は、1928年にアメリカ人・建築家:フランク・ロイド・ライトの〔タリアセン〕で働いた経験を持つ建築家。
ライトは大正12(1923)年に竣工した自らの設計作品・帝国ホテル建設のために日本に長期滞在していたことは有名ですが、岡見はライトに憧れアメリカへと渡った人物です。
いかにもライトらしい作風のこの教会、高輪の地にぴったりな建物だと思います。

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by tokyo-farwest-net | 2009-01-17 23:45 | ■東京・23区

東京・永代橋

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◆東京隅田川の永代橋
  ◎設計:東京市(竹中喜中)
  ◎施工:東京市、神戸川崎造船所
  ◎竣工:大正15(1926)年
  ◎構造:鋼鉄製
  ◎所在地:東京都中央区新川~江東区佐賀町
  ❖国指定重要文化財

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★撮影・・・・・2009年1月
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by tokyo-farwest-net | 2009-01-16 22:22 | ■東京・23区