東京三田の三井倶楽部

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◆綱町三井倶楽部
  ◎設計:ジョサイア・コンドル(Josiah Conder)
  ◎施工:不詳
  ◎竣工:大正2(1913)年
  ◎構造:煉瓦造り2階建て
  ◎所在地:東京都港区三田2-3-7


今回紹介するのは先日の旧簡易保険局の向いに建つ三井倶楽部。日本近代建築界の父といわれるイギリス人建築家のジョサイア・コンドル(1852~1920)の設計により、大正2(1913)年に竣工したものです。コンドルといえば現在丸の内で復元工事がおこなわれている三菱1号館の設計をはじめ、明治10年の来日から大正9年で亡くなるまで数多くの建築設計を手掛けた人物として知られています。
なお東京都内に残るコンドルの設計作品は、この三井倶楽部をはじめ台東区の旧岩崎邸、北区の旧古河邸、品川区の旧島津邸(現清泉女子大学)・開東閣など、いわゆる山の手の「お屋敷」が残っているというのも興味深いことです。先にあげたコンドル作品は、大正12年の関東大震災、昭和20年の空襲、戦後の再開発をものともせず、現代まで生き続けているというのも驚愕に値します。三井倶楽部は会員制クラブのため、撮影は門の外からだけですが、外からだけでも見る価値のある名建築だと私は思います。

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by tokyo-farwest-net | 2009-07-14 00:14 | ■東京・23区 | Comments(2)
Commented by es at 2009-07-15 21:39 x
ご無沙汰しております。
精力的に都内を回られていますね。
ここもそうですが、三菱開東閣や旧島津邸(清泉女子)などのコンドル作品は、見学が思うように出来ないのが悩みの種ですね。
島津邸は土曜日なら外観見学出来ると聞いて3年くらい前に乗り込みましたが、校門から出てくる女子大生達の冷ややかな熱視線(?)に耐えきれず私は挫折してしまったし・・・。
この三井倶楽部もいつの日か噴水のあるお庭側から眺めてみたいと思っていますが、身の回りに招待してくれるようなセレブはおりません。。。


Commented by tokyo-farwest-net at 2009-07-16 00:38
esさま、お久しぶりです。
相変わらず都内と横浜の似たところを歩きまわっております(汗)
開東閣も清泉女子も私は入ったことがありませんので大丈夫です(笑)。
これらに関しては公の施設ではない事で、今まできちんと持ち続けたのでしょう。
まあ、いつの日か大々的に一般公開されるのを待ちましょう(笑)
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