群馬県前橋市の前橋カトリック教会
2010年 06月 12日
◎設計:マックス・ヒンデル(Max Hinder)?
◎施工:井上工業
◎竣工:昭和7(1932)年11月
◎構造:鉄筋コンクリート造
◎所在地:群馬県前橋市大手町2-14-6
❖国登録有形文化財
JR前橋駅前より群馬県庁まで続くケヤキ並木沿いから見えるのが、この前橋カトリック教会の鐘楼。
以前、前橋へ訪れたときは鐘楼があまりにも高いため、「最近建てられたウエディングチャペルだろう」と思い込み素通りしてしまったのですが、後に昭和7年竣工の歴史ある教会建築だということを知り、今回はこちらへと立ち寄った訳です。教会で頂いたパンフレットによると、この二つの鐘楼は国内に建つ鉄筋コンクリート造教会の中でもかなりを高さを誇るものだとのこと。また教会の教会内の説明書きによると、戦前国内で活躍したスイス人建築家:マックス・ヒンデル設計の可能性も考えられるそうです。繊細さと力強さを兼ね備えたとても魅力的な美しい教会でした。